Unity Ship Group SA v Euroins Insurance JSC(The Happy Aras)[2026] EWHC 7 (Admlty)

座礁事故後に船主が求めた共同海損分担金について、本船の不堪航性を理由に貨物保険者が支払いを拒否できるかが争われた。 保険者は、本船には適切な航海計画がなく、船長も能力を欠いていたため、船主がHague Rules上の堪航性確保義務を尽くしていないと主張した。裁判所は、航海計画には複数の不備があったものの、その計画どおり航行していれば座礁は生じなかったため、航海計画の欠陥自体は事故原因となる不堪航性   続きを読む…

LMLN London Arbitration 1/26

本船が引渡時から著しい船体汚損を有していたものの、契約上必要とされた20%以上の良好気象期間が存在しない場合でも、傭船者が性能低下による損害を請求できるかが争われた。 仲裁廷は、引渡前の長期停泊状況、過去の水中検査および中国での入渠時の調査結果から、本船は引渡時に船体の約90%が汚損しており、NYPE第15条の「船体の欠陥」に該当すると判断した。船主は、The Divinegate判決を援用し、性   続きを読む…